ちよりの読書室

読んだ本の感想をゆる~く書いています。

やっちまったな~

読んだ本

『最後の語り部

ドナ・バーバ・ヒグエラ

杉田七重訳

東京創元社

 

読書の記録を付けていて読了日を確認したら10月16日。1ヶ月以上感想も書かないで私は何をしていたのだろか?(野球を見たり、M-1の動画を見たりしていたような・・・。)1ヶ月前の記憶をたどりながら感想を書いていきたいと思います。

 

SF小説が読みたいなと思い書店で手に取り買って家に帰ってよく見たら児童書・・・。やっちまったな~。(なんでちゃんと確認しなかったんだろう)

 

おばあちゃんから話してもらう昔話が大好きな13歳の少女ペトラが主人公のSF。

 

カメが出てくるところはミヒャエル・エンデの『モモ』ウサギが出てくるところは『不思議の国のアリス』が思い出されます。

 

物語はなんやかんやあって、SF小説ではあるのですが今この世で一番大きな声で叫ばれているであろう多様性は大事だよというお話しでした。多様性について考えると巡り巡って沈黙することになるんですよね〜。なんだか難しいなぁ多様性。

きっとこの本を手に取り読む子供は、見た目や考え方の違いで差別なんかしないようにすでに学んでいる環境にあると思います。

 

次はどんな本を読もうかな。

 

#読書 #最後の語り部 #ドナ・バーバ・ヒグエラ #杉田七重