読んだ本
『小説ムッソリーニ 世紀の落とし子 上・下』
アントニオ・スクラーティ
栗原俊秀訳
野球がなければ本を読んだらいいじゃない!ということで読み始めた大作
野球は終わったけど、そこには絶対に負けられない戦いがある・・・
サッカー(ええ、観ましたよ全部じゃないけど)
私、お笑い痛ファンなもので「M-1」の動画をいろいろ観ていたらあまり本を読む暇を作れず。
2022年中に読んでしまうぞという意気込みも虚しく、残念ながら越年してしまいました。
いざ、ページをめくるとまず目に飛び込んでくるのは登場人物の紹介。
多い・・・この人物を全部頭に入れて読み進むのはかなり難易度が高いなぁ、ざっくり目を通して読み進めることに。
読んでも読んでも減らないページ数、もしかして増えてます?と思いながらもやっと読み終わりました。
ムッソリーニが戦闘ファッショを創設してローマに進軍するまでの物語。
あくまでも小説と銘打っているものの、どのようにしてファシズムが誕生したのか、そしてムッソリーニの人物像が詳細に書かれています。
そのため、ファシズムやムッソリーニを評価することになるのではないかという懸念が取りざたされイタリアでも賛否両論あったようです。
しかし、歴史を知ることにより今後このような間違いを犯さないようにすること、暴力で何かを成し遂げようとすることを許さない姿勢を示すことが大事なのではと思います。
この物語はまだまだ続きがあるようですが、次作を読むかどうかはわかりません。
かなり、難しい読書でした。
2023年はもっと本を読もう・・・
えっ、3月に野球がある?
読書、お笑い、野球、どれもバランスよく楽しみたい。
次はどんな本を読もうかな。