ちよりの読書室

読んだ本の感想をゆる~く書いています。

2024-01-01から1年間の記事一覧

教養なくて情けない

読んだ本 『入門 山頭火』 町田康 春陽堂書店 町田康先生が自由律俳人の山頭火について書いた本。 「山頭火」名前だけは聞いたことがあるけど、なにをやっていた人かも知らなかった。学校で習っていないはず(私だけ?)。俳句なんて難しそう、そもそも自由…

事実は小説よりも奇なり

読んだ本 『ヒトラーの馬を奪還せよ 美術探偵、ナチ地下世界を往く』 アルテュール・ブラント 安原和見訳 筑摩書房 第二次世界大戦時、ヒトラー官邸前に置いてあった一対の馬のブロンズ像をめぐるノンフィクション。 高さ3メートル超、重さ1トン。まさかこ…

日本のはじまり

読んだ本 『口訳 古事記』 町田康 講談社 「ヤマタノオロチ」や「因幡の白うさぎ」など一度は聞いたことがある人も多いであろう日本のはじまりのお話『古事記』 まぁとにかくおもしろい! それ以外の感想は無いかもしれない。それくらいおもしろかった。 さ…