ちよりの読書室

読んだ本の感想をゆる~く書いています。

事実は小説よりも奇なり

読んだ本

ヒトラーの馬を奪還せよ 美術探偵、ナチ地下世界を往く』

アルテュール・ブラント

安原和見訳

筑摩書房

 

第二次世界大戦時、ヒトラー官邸前に置いてあった一対の馬のブロンズ像をめぐるノンフィクション。

 

高さ3メートル超、重さ1トン。まさかこんな大きいものが現存するなんて!

美術品のブラックマーケットに突如現れたヒトラーの馬の真贋を見極め奪還するため美術探偵が活躍します。

 

ナチ残党、ネオナチ、東ドイツのシュタージ、旧ソ連KGBなど、たくさんの人々の思惑が入り乱れノンフィクションとは思えないほどの目まぐるしい展開に。

 

帯にあるとおり「事実は小説よりも奇なり」な本でした。

 

次はどんな本を読もうかな。

 

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