ちよりの読書室

読んだ本の感想をゆる~く書いています。

大ドンデンの帝王

読んだ本

 『魔の山

 ジェフリー・ディーヴァー

 池田真紀子訳

 文藝春秋

 

  魔の山

 

懸賞金ハンターのコルター・ショウが主人公のクライムサスペンス第2作目。

第2作目ということは、第1作目があります。第1作は『ネヴァー・ゲーム』というタイトルですでに刊行されています。1作目と2作目は舞台になる場所も内容も違っているので、2作目のこちらだけ読んでも特に問題はない気もしますが、一応伏線として主人公の家族の物語が描かれているので気になる方は1作目から読まれることをお勧めします。

 

サバイバルの知識を父親に叩き込まれた主人公のショウが、ある依頼をきっかけにカルト教団に潜入し、その実態を暴き出すという物語。

 

本当にカルトって怖いですよね。

自分は絶対騙されないと頑なに思っていると危ないみたいです。自分も騙されるかもしれないから、もし気になることがあったら信頼できる人に相談しようくらいの心構えでいるのが良いそうです。

ちなみに私は、学校を卒業してすぐに繫華街を歩いているとなんだか同級生のような感じで話しかけてきた人がいて、全く面識がないので「これは宗教かマルチの勧誘だ」と思い怖くなって近くの交番に駆け込んで助けを求めたことがあります。

その後、仲の良い同級生とごはんに行ったときに「ちよりちゃん、○○が話しかけたら交番に逃げ込んだらしいね。○○びっくりしてたよ。」と言われました。どうも同じクラスの人だったみたいです。卒アル見てもいまいち誰だかピンとこず・・・。

なんかもうダメすぎて自分でもびっくりしています。あの時の人本当にごめんなさい。

 

あっ、ネタバレしないようにしていたらまた全く違う内容の話をしていた。

本の感想ですが、さすが大ドンデンの帝王(私が勝手につけた異名)どきどきハラハラでおもしろかったです。

 

次はどんな本を読もうかな。